不動産投資には、『出口』へ向けた戦略が必要になります。
この内容は、以前ブログで書かせていただきましたので、こちらへ。
この『出口』で、売却しキャッシュ化することで、多岐に渡り、
展開が可能になります。
その売却時の、税金の仕組みをご紹介致します。
不動産の売却時の税金の仕組み
不動産の売却による所得は、譲渡所得に該当し、「分離課税」による
ものとされています。
分離課税とは不動産所得や給与所得のように合算して所得計算する
総合所得と違い、他の所得と合算しないで個別に税額計算を行う方法です。
要は、売却により収入が増えてしまったとしても、他の収入にまで
税負担が及ばないということです。
譲渡所得の計算式は、
譲渡所得=譲渡収入-必要経費-諸控除 となり、
譲渡所得が黒字の場合には、一定の税率を乗じて税額計算します。
税率は、長期譲渡(所有期間が譲渡年の1月1日時点で5年超)と
短期譲渡(同5年以下)とで異なります。
長期譲渡 【所得税】譲渡所得×15%
【住民税】譲渡所得×5%
短期譲渡 【所得税】譲渡所得×30%
【住民税】譲渡所得×9%
細かい部分は、また次回のブログでお伝えできればと思いますが、
この『出口』で大きく課税されるのを防ぐことができますので、
最終まで見据えた投資計画が立てられれば、大きく成功に近づける
のではないかと考えます。
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